Fedora Core は Fedora Project により
パッケージ化され配布されている Linux ディストリブーションです。
ここで Fedora Project とは、オープンソース・コミュニティーが主体となる
プロジェクトです。このプロジェクトに Red Hat 社の技術者も参加している
ので、Fedora Core は信頼できるディストリブーションと言えます。ただし
Red Hat 社に正式サポートされていないので、トラブルが起きたときにオープン
ソース・コミュニティーに質問を投げるか自分で解決するしかありません。
企業ユーザーにとっては最大の欠点かもしれませんが、大半の個人ユーザーに
とっては気になることではないかと思います。
Fedora Core のリリースは年に2〜3回が目標にされています。実際 Fedora Core
2 は Fedora Core 1 からちょうど半年後にリリースされています。このペースは
会社が出している一般的な製品に比べ速いペースとなっています。速いペースで
リリースすることによって、新しい技術が積極的に採用されディストリブーション
に取り入れています。一方、新技術に付き物のバグやセキュリティ・ホールなどが
多いのは欠点です。個人的には古い技術を使うより新技術を試してみたいので、
Fedora Core に魅力を感じます。ただしバグやセキュリティ・ホールの修正
(パッチ)が出ているかどうかを小まめにチェックする必要があります。しかし
これは Fedora Core に限らず、全てのソフトウェア (Windowsも含め) に対しても
同様なことが言えます。
上に述べたように、Red Hat 社から正式な
サポートは受けられません。Red Hat 社の技術者はプロジェクトに参加している
が、品質保証などを意味するものではありません。オープンソース・コミュニティ
の性質上、お互い助け合うのが基本です。サポートを受けるという表現より、
コミュニティに参加するという表現のほうが正しいかもしれません。
コミュニティに参加する方法は、
- メーリング・リスト
いくつかのメーリング・リストがあるので、該当するものを利用して
ください。例えば、リリースされた Fedora Core のインストールや使用中に
問題が出ているときに fedora-list@redhat.com のメーリング・リストを
使います。ウェブ・ブラウザから見れる
過去のアーカイブもありますので、
質問をする前に同様な質問があったかどうかを先に確認しましょう。
メーリング・リストへの参加方法は、題名に「subscribe」のメールを
<listname>-request@redhat.com(<listname>の部分を該当する
メーリング・リスト名に変更)宛にお送りください。他のメーリング・リスト
やメーリング・リストに関する詳細な情報は
このページ
を参照してください。
- IRC(チャット)
メーリング・リストと同様にいくつかのチャネルがあるので、該当する
ものを利用してください。リアルタイムに会話ができるので、使い方次第で
効果的な問題解決方法となり得ます。チャネル・リストなどの詳細情報は
このページを参照してください。
- Red Hat社の
Bugzillaデータベース
これは正式なサポート方法ではないが、バグの報告や修正に効果的な方法
かもしれません。バグを発見したときこのデータベースに登録すると、
一箇所のデーターベースにおいて、開発者や他の人は解決方法を掲載したり
修正に有用な情報を追加したりするので、バグ修正活動には効果的だと
言えます。